TNak No Reflection

プログレッシヴ・ロックと本を愛する3流プログラマーが"熟考せずに"書くブログ。

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書評(経済):『過剰と破壊の経済学』 池田信夫 (アスキー新書) ☆☆☆☆★



◎感想
著作権、地上デジタルテレビの非効率性、日本のIT業界の構造の問題、新しい時代のイノベーションへの補助金におけるアセットアロケーション的アプローチの重要性等、氏のブログをRSSに登録して読んでいる自分にとって、「結論」の部分はそれ程目新しくはなかった。リバタリアン的な結論は理論的に自分共感できるけれど、実際には既得権益層の自己防衛本能が障壁となるだろう。要はそこをどううまく丸め込むかが問題だろうなあ。
でも高度経済成長の頃のやり方では通じなくなってる今、自分のような若年層にとって、上の世代にこういう人がいて、しかもそのブログが人気を誇っていることは励みになる。

本の前半部は主に「半導体の集積度は、18ヶ月で2倍になる」というムーアの法則にまつわる歴史的、技術的背景の説明で、その手の話題についてきちんとまとめて勉強した事がなかったので、勉強になった。

◎今回の一曲
Crosby, Stills, Nash, and Young "Ohio"
ブログによると氏のベストソングだという。
歌詞の背景について調べてみると、解説しているブログを見つけた。
・・・氏のブログで知って聴いたが、名曲だと思う。